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奇異な私と他者視点

行動や言動が一般的な他者と違って奇妙なこと、そもそも醸し出す雰囲気が異質であることもあるかもしれない。その何が、どこが、どのように、奇妙で異質なのか?どうやらそれが具体的明確に言葉で「これこれです」と説明しにくいらしいということは、これまでの人生でわかっていた。「どことは言えないけどおかしい」それしか言いようがなかったのだろうが、私にとっては無責任に感じられることを幼い頃から言われ続けて、ずっとモヤモヤしていた。それにも関わらず「普通にしろ」とキレ気味に言われることに理不尽さを感じていた。

こっちだって普通になりたい、直したいと思うのに、どことは言えないけどおかしいから直せ、普通にしろ、と怒られても、なおしようがないからだ。周りを見ろ、人の真似をしろ、人からどう見られているか考えろ、そのどんな助言も掴みどころがなく、どうしていいか分からなかった。小さい頃は、なんで?どうして?という不公平さへの不満、そしてある程度育って、どうやら自分は人と何かが違っているらしい、それをどうすることも出来ないと知ると、申し訳なさにかわる。

(続く)